Lesstep
Azure DevOps Services・Server・プルリク・2026年10月26日

Azure DevOps のプルリクのテンプレート

プルリクエストのテンプレート(ひな形)は、リポジトリに置く Markdown かテキストのファイルで、Azure Repos は新しいプルリクの説明にその中身を入れます。変更のたびに通すべき試験・ドキュメントなどの確認項目を並べておく使い方です。どのファイルがいつ使われるかは、置き場所で決まります。以下は Microsoft の Improve pull request descriptions using templates(Azure DevOps Services・Azure DevOps Server・Server 2022、英語)の決まりと、テンプレートが出ないときに見る所です。

既定のテンプレート

ファイル名を pull_request_template.md か pull_request_template.txt にして、既定のブランチの次のどれかのフォルダーにコミットします。Azure Repos はこの順に探し、最初に見つけたものを使います。

  1. .azuredevops/
  2. .vsts/
  3. docs/
  4. リポジトリのルート
.azuredevops/pull_request_template.md

宛先ブランチごとのテンプレート

同じ4か所のどれかの pull_request_template/branches/ に、宛先ブランチの名前のファイルを置くと、そのブランチへのプルリクでは既定の代わりにそれが使われます。

.azuredevops/pull_request_template/branches/main.md
.azuredevops/pull_request_template/branches/feature.md          # feature と feature/*
.azuredevops/pull_request_template/branches/release/october.md  # release/october と release/october/*

追加のテンプレート

pull_request_template/ フォルダーの直下にあるほかの .md・.txt(たとえば .azuredevops/pull_request_template/security.md)は、追加のテンプレートです。自動では入りません。作成画面の Add a template にファイル名で並び、選ぶと説明の末尾に足されます。ブランチ別のテンプレートは、この一覧に出ないことがあります。

作成画面の URL に ?template=name.md を付けると、既定やブランチ別の代わりにそのテンプレートが使われます。

テンプレートが入らないとき

IntelliJ IDEA でテンプレートを使う

Azure DevOps Pull Requests は、Lesstep が作っている JetBrains IDE(2024.1 以降)と Android Studio のプラグインです。Azure DevOps Services と Azure DevOps Server のプルリクエストを IDE のツールウィンドウに並べ、いまのブランチからプルリクを作れます(Git > Azure DevOps のプルリクエストを作成…)。1.0.58 から、作成の画面は上の決まりどおりに、宛先ブランチのテンプレート、なければ既定のテンプレートを、サーバーの既定のブランチから読んで説明に入れます。どのファイルを使ったかを画面に出し、宛先を変えると、説明に手を入れていなければそのブランチのテンプレートに入れ替わります。ひな形を追加…で追加のテンプレートを末尾に足せます。作成・投票・コメント・完了は Pro(30日間の無料試用つき)、レビューの受信箱・差分・ブランチ ポリシーは無料です。画面は日本語です。

JetBrains Marketplace で入れる

Azure DevOps は Microsoft Corporation の商標、IntelliJ IDEA は JetBrains s.r.o. の商標です。このページは Microsoft・JetBrains のいずれとも提携しておらず、承認も受けていません。

ほかに:下書きのプルリク · 必須のレビュアー · 作業項目のひも付け · English