JetBrains IDE で Azure DevOps のプルリクをレビュー
IntelliJ IDEA・PyCharm・WebStorm・Rider などの JetBrains IDE で使える、Azure DevOps のプルリクの無料の受信箱です。 自分の投票を待っているプルリクを全リポジトリから集め、前回見たあとに何が変わったかを示します。クラウドでも、社内設置の Azure DevOps Server 2020 以降でも動きます。画面は日本語です。
JetBrains Marketplace で入れる(読むのは無料・書き込みは30日間の無料試用つき)
こんな人向け
- Microsoft の Azure DevOps プラグインが IDE 2025.3 以降で使えなくなった(2023年4月から更新がなく、対応は 2025.2 まで)
- 社内設置の Azure DevOps Server(旧 TFS)で、プロキシや自社の証明書の下で使いたい
- リポジトリが多く、レビュー待ちを1か所で見たい
- コードを AI や外部のサーバーに送るツールは社内で使えない
Rider 2026.2 以降は Azure DevOps のプルリクを標準で扱えます(社内設置の Server は 2022.1 以降が対象。2020 と 2022 では、このプラグインが使えます)。ほかの選択肢との比べ方はこちら(英語)。
レビューの受信箱
- 自分の投票を待っているプルリクを、開いているリポジトリ・プロジェクト全体・組織の全プロジェクトから集める
- 1行ごとに、自分にとって新しいもの(新着・新しいコミット・新しい動き)、投票、未解決のコメント数、最後に動いた時刻
- 新しいレビュー依頼が来たら通知(開いている間は5分ごとに読み直す)
- 複数リポジトリのプロジェクトでも、最初の1つだけでなく全部を出す
レビュー
- 変更ファイル全部を1つの差分ウィンドウで。Azure DevOps から直接読むので、手元に取得しなくてよい
- ファイルを既読にできる。あとのプッシュでそのファイルが変われば既読は外れ、前回見たあとに変わったファイルには印が付く
- 差分の行の横にコメントの印。差分で選んだ行にそのままコメントできる
- 未解決のスレッドを先に、解決済みは畳む。返信・解決・再開
- ブランチ ポリシーを文で表示:必要な承認数(「直近にプッシュした人の承認は数えない」も)、ビルド、コメントの解決、作業項目。失敗・期限切れのビルドを再実行
仕上げ
- 承認・提案付きで承認・作成者を待機・却下
- マージ方法を選んで完了、またはポリシーを満たしたら自動で完了(自動完了)
- 下書きの公開・破棄・元ブランチのチェックアウト・いまのブランチからプルリクを作成
無料と有料
無料:受信箱・差分・既読・議論の閲覧・ブランチ ポリシー。有料(プラグイン内では「Pro」と表示・30日間の無料試用):投票・コメント・返信・解決・完了・自動完了・公開・ポリシーの再実行・破棄・作成。
ライセンスは JetBrains Marketplace で販売しています。個人は月1ドル(年10ドル)、組織は1人あたり月2ドル(年20ドル)。読むだけの人にはライセンスは要りません。 組織ライセンスは管理者が JetBrains Account で開発者に割り当てます(社内の JetBrains License Server からも配れます)。支払いはカード・PayPal・銀行振込で、購買部門向けの見積書も出せます。
入れ方
JetBrains Marketplace から入れるか、IDE の設定のプラグインで Marketplace(マーケットプレイス)のタブを開き、Azure DevOps Pull Requests を検索します。 Azure DevOps のリモートがあるリポジトリを開くと、右のツールウィンドウのバーに Azure PRs が出ます。
個人用アクセス トークン
公開プロジェクトはトークンなしで読めます。それ以外は Azure DevOps で個人用アクセス トークンを作り、設定 | ツール | Azure DevOps Pull Requests に入れます。 投票・コメント・完了・作成もするなら権限は Code (Read & write)、読むだけなら Code (Read) で足ります。トークンは IDE のパスワード保管庫に保存されます。
対応する環境
- Azure DevOps Services(
dev.azure.com・*.visualstudio.com) - 社内設置の Azure DevOps Server 2020 以降(旧 Team Foundation Server の
/tfs/のアドレスも) - HTTPS と SSH のリモート。IDE の HTTP プロキシ設定(プロキシのログインも)と、IDE が信頼する証明書(OS の証明書ストアと「サーバー証明書」の設定)を使います
- Git を使える JetBrains IDE ならどれでも(IntelliJ IDEA・Rider・PyCharm・WebStorm・GoLand・PhpStorm・CLion・RubyMine など)。2025.3 以降
社内で使ってよいか判断するために
- 通信先:開いたリポジトリの Azure DevOps だけ(dev.azure.com か自社の Azure DevOps Server)。ほかのホストには行かず、リダイレクトも追いません
- AI なし・こちらのクラウドなし:コードもコメントも、あなたの Azure DevOps 以外には送りません
- トークン:IDE のパスワード保管庫に入れ、その Azure DevOps にだけ認証ヘッダーとして送ります。設定ファイルやログには書きません。http の Azure DevOps Server に送るときは警告を出します
- 計測なし:利用状況やクラッシュ報告は集めません。自前のサーバーもありません。ライセンスの確認は IDE が JetBrains Marketplace を通して行います
- 手元に保存するもの:マージ方法の好み・一覧の選択・(設定した場合)リポジトリの URL は IDE の設定に。開いたプルリクと既読にしたファイルの版は IDE の別の設定ファイルに
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