Lesstep
Azure DevOps Services・プルリクエスト・2026年10月28日

Azure DevOps の Copilot コードレビュー:レビューする条件と、しなかった理由

GitHub Copilot は Azure Repos のプルリクエストをレビューできます。GitHub Copilot という名前のレビュー担当者として加わり、変更された行にコメントを残します。2026年6月2日にテクニカル プレビュー、2026年8月26日にパブリック プレビューになりました。Microsoft の説明のページは、組織ごとに順に届く限定プレビューとしています。使えるのは Azure DevOps Services だけで、Microsoft のページに Azure DevOps Server の版は出てきません。このページは Microsoft の説明(2026年10月19日更新)とパブリック プレビューの告知をまとめたもので、私たちが自分で動かしたものではありません。

使えるようにする

  1. 組織:Project Collection Administrator が「Allow repositories in this organization to use Copilot code review」をオンにします(Organization settings > Repos > Repositories)。これが無いと下は何も効きません。ここで「Enable all」を選ぶと、全プロジェクト・全リポジトリでオンになります。
  2. プロジェクト(任意):Project Administrator が Project settings > Repos > Repositories の「Enable Copilot code review for this project」をオンにします。
  3. リポジトリ:リポジトリの Settings タブで「Enable Copilot code review for pull requests in this repository」をオンにします。
  4. 自分:Copilot コードレビューはプレビュー機能なので、管理者が全員に有効にしていなければ、利用者ごとに Preview features でオンにします。

オンになると、プルリクエストのレビュー担当者の一覧に GitHub Copilot が「Request」ボタンつきで出ます。料金は組織に結び付けた Azure サブスクリプションに、Azure Cost Management の独立した項目として請求されます。トークンは 1 単位 $0.01 の GitHub AI クレジットで数え、GitHub Copilot のプランのクレジットは使えません。請求はレビューの48時間後に出ます。

レビューの手間の段階(effort level)(パブリック プレビュー・2026年10月の Sprint 280 の更新から):Copilot がレビューにかける時間の段階を選べます。既定を Lite か Balanced にする設定がプロジェクトにあり(プロジェクト管理者)、リポジトリごとにも既定を持てます。深いレビューが要らないプルリクでは、段階を下げると費用を抑えられると Microsoft は書いています。

監査ログ(2026年10月27日の Sprint 281 の更新から・Microsoft によれば2〜3週間かけて届きます):Organization settings › Auditing に、Copilot コードレビューの設定の変更が残ります。組織・プロジェクト・リポジトリでの有効化と無効化、エージェント プール、カスタムの指示、既定の手間の段階、自動レビューのブランチ ポリシーの変更です。

Copilot がレビューしなかった理由

レビューが失敗したら、ログはそのプールのジョブにあります。Organization settings > Agent pools で、プール(既定は Azure Pipelines)、失敗したジョブ、その JSON の生ログを開きます。走っているレビューは、レビュー担当者の一覧の GitHub Copilot の横で取り消せます。それまでに残したコメントはそのまま残ります。

Copilot が残すもの

変更の提案は、コメントが付いている行を置き換えます。プルリクエストのページで作成者が「Apply changes」を選ぶとステージされ、続けて「Commit all changes」でコミットします。ステージしたものは「Undo change」で戻せます(Microsoft のレビューの説明)。人が変更の提案を書くときはコメント欄の下の電球を使い、提案は ```suggestion のコード ブロックに入ります。左右に並べた差分の元の側(左)には電球が出ません。

同じ Sprint 281 の更新から、Copilot の変更の提案を取り込んでコミットするときに、関係する Copilot のコメントを1つずつではなく一緒に解決できます。

IntelliJ IDEA と Rider でコメントを読む

Azure DevOps Pull Requests は、Lesstep が作っている JetBrains IDE(2024.1 以降)と Android Studio のプラグインです。プルリクエストのコメントのスレッドを、書いたのが誰でも、IDE のツールウィンドウと差分の該当する行に出します。Azure DevOps Services でも Azure DevOps Server でも使えます。1.0.51 からは、行へのコメントの中の ```suggestion のブロックの上に、どの行を置き換えるのか(空なら消すこと)と、プルリクエストのページで取り込むことを書きます。プラグイン自身は提案を取り込みません。プラグインに AI の機能はありません。レビューの受け箱とブランチ ポリシーは無料、投票・コメント・完了・作成は Pro(30日間の無料試用つき)です。画面は日本語です。

JetBrains Marketplace で入れる

Azure DevOps は Microsoft Corporation の商標、GitHub と GitHub Copilot は GitHub, Inc. の商標、IntelliJ IDEA と Rider は JetBrains s.r.o. の商標です。このページは Microsoft・GitHub・JetBrains のいずれとも提携しておらず、承認も受けていません。

ほかに:承認が「最低レビュー担当者数」に数えられない理由 · チームに割り当てられたプルリクエスト · IntelliJ IDEA で使える Azure DevOps のプルリクエストのプラグインの比較 · English