Lesstep
Bitbucket Cloud・Data Center・プルリク・2026年10月26日

Bitbucket のプルリクのマージの衝突

プルリクエストの元ブランチと宛先ブランチが同じ行を別々に変えていたり、片方が変えたファイルをもう片方が消していたりすると、Bitbucket は衝突(コンフリクト)を解消するまでプルリクをマージできません。しかも Bitbucket の Web の画面には直すための編集画面がなく、解消はリポジトリのクローンで行ってプッシュします。以下は Bitbucket に何が出て、どうすればよいかを、Atlassian の Resolve merge conflicts(Cloud)・Merge a pull request(Data Center 10.5)・REST の資料(いずれも英語)からまとめたものです。

Bitbucket に出るもの

手元で解消する

Atlassian の Bitbucket Cloud 向けの手順です。元ブランチが feature、宛先が main で、同じリポジトリにある場合:

git checkout feature
git pull origin main
# Git が main を feature にマージし、衝突で止まる
# 衝突したファイルを直す:印を消して、残すべき内容にする
git add <ファイル>
git commit -m "Merge main into feature"
git push origin feature

REST API から

IntelliJ IDEA でマージの衝突を解消する

Pull Request Inbox for Bitbucket は、Lesstep が作っている JetBrains IDE(2024.1 以降)のプラグインです。Bitbucket Cloud と、ベータとして Bitbucket Data Center 8.9 以降の、あなたのレビューを待つプルリクエストを IDE のツールウィンドウに並べます。1.0.42 から、マージの衝突があるプルリクは概要のいちばん上にそう出て、IDE で解消するを押すと、fetch して元ブランチをチェックアウトし、宛先ブランチをそこへマージします。衝突したファイルは IDE のマージの画面(自分の変更を採用・相手の変更を採用・左右に並べてマージ)で開きます。1.0.43 からは、衝突しているファイルと、それぞれで何がぶつかっているかも概要に並びます(Cloud は上の conflicts の API から、Data Center はプルリクの変更一覧に付く衝突の印から読みます)。マージをコミットしてブランチをプッシュすれば、プルリクをマージできるようになります。衝突の解消は無料で、レビューの受信箱・差分・ディスカッション・マージチェックも無料、承認・コメント・マージは Pro(月 US$1.50、30日間の無料試用つき)です。画面は日本語です。

JetBrains Marketplace で入れる

Bitbucket と Atlassian は Atlassian の商標、IntelliJ IDEA は JetBrains s.r.o. の商標です。このページは Atlassian・JetBrains のいずれとも提携しておらず、承認も受けていません。

ほかに:Bitbucket のマージチェック · Bitbucket のマージ方法 · Bitbucket の自動マージ · IntelliJ IDEA で使える Bitbucket のプルリクエストのプラグインの比較 · English