Lesstep
GitHub Actions・2026年11月3日に確認

GitHub Actions:「Input required and not supplied」

アクションが、それが無いと動けない入力を求めたのに、値が空だった、という意味です(「必須の入力が渡されていない」)。確かめているのはアクション自身のコードで(多くの JavaScript のアクションが使う、GitHub の actions toolkit の getInput)、式を書いた入力でも、その式が空になれば、書いていないのと同じ扱いです。その式がシークレットで、この実行からは見えない、という場合がいちばん多くあります。

見え方

2026年11月1日、あるフォークでの定期実行から(dbx #14055):

##[group]Run actions/checkout@v7
with:
  repository: Gaiokane/dbx
  ...
##[endgroup]
##[error]Input required and not supplied: token

この実行から見えないシークレット

アクションにもう無い入力

メジャーバージョンを上げたあと、書いていた入力の名前が変わっていて、必須の入力が空になることがあります。actions/first-interaction は v2 から issue_message・pr_message・repo_token を読むので、古い issue-message では「Input required and not supplied: issue_message」になります(ellmos-voice-io #1)。v3 のコードは、Issue にだけあいさつするワークフローでも、両方のメッセージを求めます(cognee #5374)。同じステップで、たいてい古い名前について「Unexpected input(s)」の警告も出ています(「Unexpected input(s)」の警告)。

失敗させない書き方

ワークフロー自身のトークンで足りるなら、それを代わりに使います。actions/checkout はもともとそれが既定なので、token: に空のシークレットを渡すと、かえって悪くなります(RE-UE4SS #1):

- uses: actions/checkout@v7
  with:
    token: ${{ secrets.RELEASE_PAT || github.token }}

シークレットが無いときはステップを飛ばします。if: では secrets を使えないので、ジョブの env で判定します(理由):

jobs:
  upload:
    runs-on: ubuntu-latest
    env:
      HAS_TOKEN: ${{ secrets.UPLOAD_TOKEN != '' }}
    steps:
      - name: Upload preview
        if: env.HAS_TOKEN == 'true'
        uses: example/upload-action@v2
        with:
          token: ${{ secrets.UPLOAD_TOKEN }}

見分け方

失敗したジョブを IntelliJ IDEA から見るなら

Pipeline Inbox for GitHub Actions Workflows は、Lesstep が作っている JetBrains IDE(2024.1 以降)のプラグインです。すべてのリポジトリの実行を、ジョブ・ステップと一緒に IDE のツールウィンドウに並べ、いまのブランチの実行はステータスバーに出ます。読むのは無料、失敗したジョブの再実行・キャンセル・ワークフローの実行・デプロイのレビューは Pro(月 US$1.50・30日の無料試用つき)です。

GitHub と GitHub Actions は GitHub, Inc. の商標、IntelliJ IDEA は JetBrains s.r.o. の商標です。このページは GitHub, Inc.・JetBrains のいずれとも提携しておらず、承認も受けていません。

ほかに:「Unexpected input(s)」の警告 · 「Resource not accessible by integration」 · 「Invalid workflow file」 · IntelliJ IDEA で使える GitHub Actions のプラグインの比較 · English