Lesstep
2026年10月22日に確認

IntelliJ IDEA・PyCharm ほか JetBrains の IDE で GitHub Actions のワークフローの実行・ジョブ・ログを見る

JetBrains の IDE には GitHub のプラグインが同梱されています。GitHub Actions については、ワークフローのファイルを書く手助けと、プルリクやコミットのチェックが通ったかの表示はありますが、ジョブとログつきのワークフローの実行の一覧はありません。実行のログを IDE で読みたいという要望(IJPL-74267)は、2022年1月から Submitted のままです。IntelliJ IDEA 2026.3 の早期アクセス版には、自分がプッシュしたコミットのワークフローの実行が失敗すると知らせる設定(既定では切)が加わりました。実行を追い、ログを読み、操作することは、JetBrains Marketplace のプラグインに任されています。そのための汎用の選択肢として見つかったのは次のものです。

お断り:このうちの1つ(Pipeline Inbox for GitHub Actions Workflows)は Lesstep が作っています。ほかは、それぞれの JetBrains Marketplace のページ(説明・変更履歴・版の一覧・米国での値段)をもとに書きました。そこに書かれていないことは、推測せずに「説明に書かれていない」とします。 GitHub と GitHub Actions は GitHub, Inc. の商標です。Pipeline Inbox for GitHub Actions Workflows は GitHub, Inc. と提携しておらず、後援・承認も受けていません。 誤りのご指摘は support@lesstep.com へ(日本語で大丈夫です)。English

どれが合うか

主な選択肢

JetBrains の IDE に組み込み

IDE
IntelliJ IDEA 2024.1 と 2025.3、2026.3 の早期アクセス版、Rider 2026.2 に同梱の GitHub プラグインを確かめました。
GitHub
GitHub と GitHub Enterprise のアカウント(IDE からログイン)。
実行
ワークフローの実行・ジョブ・ログの一覧はありません。プルリクの詳細に、チェックが通ったか・失敗したか・まだ動いているかが出て、ブラウザで開くリンクがあり、Git のログには「GitHub Commit Checks」の列があります。2026.3 の早期アクセス版には、既定では切の詳細設定「Notify about a failed GitHub Actions workflow run for your push」(自分のプッシュのワークフローの実行が失敗したら知らせる)が加わりました。この作業コピーからプッシュしたコミットの実行を1分ごとに(既定では30回)探し、その通知から GitHub で開くこととログのダウンロードができます。
ワークフローのファイル
2025.3、2026.3 の早期アクセス版、Rider 2026.2 で:補完、検査(定義されていないアクション、足りない・定義されていない入力、定義されていない・循環するジョブの依存)、新しいワークフローとアクションのファイルのひな形。
受付中の要望
2026年10月22日の JetBrains の課題管理では「GitHub Actions: Support viewing logs in IDE」(IDE でログを見たい。IJPL-74267、Submitted、5票、2022年1月17日に起票)。ワークフローのファイルへの対応をまとめる課題(IJPL-72839)は2024年11月に Fixed で閉じられています。
値段
IDE に含まれます。

GitHub Actions Manager

IDE
説明では「JetBrains の IDE」。版 2026.1.18(2026年10月14日)は 2026.2 以降向け。Marketplace には古い版があります:2024.1 向け(2024.2.6、2024年7月19日)、2024.3 向け(2025.1.2、2025年5月10日)、2025.2 向け(2025.2.13、2026年3月21日)。
GitHub
github.com と GitHub Enterprise Server。IDE の GitHub のアカウントか自分のトークンで、リポジトリごとにアカウントを選べます。
実行
無料:今と過去の実行(ツールチップに始めたもの・試行の回数・かかった時間)、マトリックスと再利用ワークフローのジョブをまとめた木、ステップごとに分かれて検索できるログ、ブランチ・実行者・イベント・状態での絞り込みといまのブランチの絞り込み、既定で30秒ごとの読み直し、どのリポジトリを出すか隠すかの選択。有料:成果物、実行を起こしたプルリク、デプロイの承認、すべての種類の入力での workflow_dispatch のワークフロー、実行か1つのジョブの再実行・キャンセル、ファイルと行へ飛ぶ注釈、変数とシークレット・共同作業者・Actions のキャッシュ・環境のリポジトリの設定画面。実行が終わったときの通知は説明に書かれていません。
ほかに
ワークフローのファイルの手助け:古くなったアクションとその直し、知らないアクション、アクションへの移動。説明にも変更履歴にも AI 機能は挙がっていません。
値段
実行・ジョブ・ログを見るのは無料。有料の機能:個人 月 US$3・年 US$30、組織 月 US$8・年 US$80、試用30日。

Actionate

IDE
版 2025.1.13(2026年9月19日)は 2026.2 と 2026.3 の早期アクセス版向け。Marketplace には 2025.2 と 2025.3 向けに 2025.1.10(2026年1月3日)、2024.1〜2025.1 向けに 2025.1.7(2025年5月9日)があります。変更履歴によれば、JetBrains の9つの IDE で試しています。
GitHub
IDE に同梱の GitHub プラグインのアカウント(既定の1つか、プロジェクトごとに1つ)。GitHub Enterprise Server は説明に書かれていません。
実行
今と過去の実行を、ブランチ・実行者・イベント・状態で絞って。実行の詳細(イベント・実行者・かかった時間・プルリク・コミット・ブランチ・ワークフローのファイル)、注釈、ダウンロードできる成果物、ジョブ、ステップ、すべての試行、どんな大きさのログでも(畳めるグループとリンクつき)。購読した実行が終わったとき、または購読したワークフローでいまのブランチに自分が始めた実行のすべてで通知。すべてか失敗したジョブの再実行(デバッグのログつきにもできる)。すべての種類の入力で workflow_dispatch のワークフローを実行(ref の選択、必須の入力の確認つき)。キャンセルとデプロイのレビューは説明に書かれていません。
ほかに
ワークフローのファイルで環境・変数・シークレットの補完。説明にも変更履歴にも AI 機能は挙がっていません。
値段
有料:個人 月 US$1・年 US$10、組織 月 US$2・年 US$20、試用30日。

Visual GitHub Actions

IDE
2025.2 以降。版 5.0.0(2026年9月27日)。
GitHub
設定で github.com と GitHub Enterprise にログイン。
実行
Runs のツールウィンドウに、プロジェクトの origin のリモートのリポジトリのワークフローと最近の実行を、ワークフローとブランチで絞り、自動で読み直して。再実行とキャンセル。実行を選ぶとワークフローの図の上にジョブとステップの状態が出て、失敗したジョブは GitHub へのリンクつき。ログは説明に書かれていません。
ほかに
中心は図でワークフローを編集する画面です。ジョブを依存つきのカードで見せ、YAML の横で同期させます。
値段
有料:個人 月 US$2・年 US$20、組織 月 US$5・年 US$50、試用14日。

Pipeline Inbox for GitHub Actions Workflows(Lesstep)

IDE
2024.1 以降:IntelliJ IDEA・PyCharm・WebStorm・Rider・GoLand・PhpStorm・CLion・RubyMine ほか、Git が使える JetBrains の IDE。同梱の GitHub プラグインには頼りません。
GitHub
github.com・GitHub Enterprise Server・GHE.com。ホストはいくつでも、それぞれの個人用アクセス トークンを IDE のパスワード保管庫に。github.com の公開リポジトリはトークンなしで。IDE のプロキシ設定と信頼する証明書を使います。
実行
このプロジェクトのリポジトリ(Git のリモートから、フォークも)と、足したリポジトリ(owner/repository かアドレス、組織の全リポジトリ、トークンがあれば最近自分が動いたもの)をまたいで1つの一覧に。自分がプッシュした・始めた・自分のコミットのもの、いまのブランチ、失敗、自分のレビュー待ちで絞り込み。実行ごとに、コミット・プルリク・始めた人・ワークフローのファイル。ジョブとそのステップ。ジョブのログは色つき・グループとエラーの行つきで検索でき、ステップをダブルクリックするとそこから開きます。自分の実行やいまのブランチの実行が終わると通知し、いまのブランチの実行をステータスバーに。
ほかに
AI 機能なし・計測なし。ページには、設定した GitHub のホストと、ジョブのログのための GitHub のログの置き場(トークンなしで読む)とだけ通信すると書いています。英語と日本語。
値段
読むのは無料:実行の一覧・ジョブとステップ・ログ・通知・ステータスバー。ジョブの再実行(失敗したもの・すべて・1つ、デバッグのログつきにもできる)・実行のキャンセル・入力つきのワークフローの実行・デプロイのレビューは、個人 月 US$1.50・年 US$15、組織 月 US$3・年 US$30、試用30日。

JetBrains Marketplace から入れる

小さいもの、範囲の狭いものもあります。GitHub Workflow(無料。版 2026.6.26、2026年6月26日、IDE 2024.2 以降)は主にワークフローのファイルのプラグインで、2026年5月の変更履歴で、入力つきで workflow_dispatch のワークフローを始め、実行の状態とログを Run のツールウィンドウに出し、キャンセルできる実行の構成が加わりました。 GitHub Actions Viewer(無料。IDE 2026.2)は、いまのワークスペースの全リポジトリの実行を、リポジトリからステップまでの木で、いまのブランチの絞り込みつきで見せます。ログインは GitHub CLI を通し、ログは説明に書かれていません。 Gh-Workflows(無料。IDE 2025.2 以降)は、ワークフローと最近の実行の一覧、入力つきの workflow_dispatch のワークフローの開始、実行の再実行・キャンセル・削除。ジョブは GitHub で開きます。 ActionLens(無料。IDE 2024.1〜2026.2)は、実行・ジョブ・ステップと、エラーの行を目立たせたジョブのログ全体を見せます。 GitHub Actions Controller(無料。IDE 2026.1 以降)は、Git のツールウィンドウにワークフロー・最近の実行・ジョブの詳細・ログを見せ、workflow_dispatch のワークフローを始めます。 GitHub Actions Monitor(無料。IDE 2024.3 以降)は、プロジェクトのリポジトリの GitHub Actions を見張って操作できると書いています(github.com と GitHub Enterprise Server)。説明にはそれ以上のことはありません。 Pipeline Notifier(無料。IDE 2026.2 以降)は、GitHub Actions の失敗した実行と GitLab のパイプラインを知らせ、ほかのリポジトリやほかの人の失敗の規則も持てます。 Build Monitor(1アカウント・2プロファイルまで無料、それより先は有料。最終更新は2023年12月)は、GitHub のワークフローと Buildkite のビルドを、通知と自動のやり直しつきで見張ります。 CIclone(有料)は、GitHub Actions を含む複数の CI サービスのビルドが終わると知らせ、失敗したテストへ飛べます。 Pull Request Viewer for Bitbucket, GitHub & Azure DevOps(有料)は、プルリクのレビューの中で、そのプルリクの GitHub Actions の実行をジョブ・ログ・再実行・キャンセルつきで扱います。 ワークフローのファイルを書く・確かめるためのプラグイン(GitHub Actions Helper・GitHub Actions Run Highlighter・Action Runtime Sunset Lint など)、ジョブを手元で動かすもの(Runcradle、有料)、ワークフローの安全のためのもの(GitHub Actions Supply Chain Guard・GitHub Actions Pwn-Request Companion)、自分の道具を動かせる CI として GitHub Actions の名前を出しているだけのものは外しました。このページは、IDE でワークフローの実行を追う汎用の道具に絞っています。

値段は、2026年10月22日に Marketplace に載っていた米国での1年目の値段です。ほかの国や2年目以降は違うことがあります。日付も同じページから取りました(UTC)。

ほかの比較

出典