Bitbucket Data Center の「You are not permitted to access this resource」
「このリソースへのアクセスは許可されていない」という意味です。Bitbucket Data Center(旧 Bitbucket Server)は、リクエストを認めないときにこの文で答えます。HTTP アクセス トークンの場合、Bitbucket はトークンを作った時に選んだ権限の範囲でしか動かしません。持ち主が Web の画面でできることとは別です。公開の報告では、Repository read のトークンは読むことはできても、変更をするとこの文と HTTP 401 で断られます。401 は期限切れや取り消されたトークンへの答えでもあるため、ツールはサインインの問題として出しがちで、足りないのは権限だけなのにトークンを作り直すことになります。
答えの形
HTTP/1.1 401 Unauthorized
Content-Type: application/json
{"errors": [{"message": "You are not permitted to access this resource",
"exceptionName": "com.atlassian.bitbucket.AuthorisationException", ...}]}
- あるコマンドライン ツールが 2026年9月に Bitbucket 10.4.3 で再現しています。管理者のアカウントで権限ごとにトークンを作って試し、Repository read のトークンはどの書き込み(ブランチを作る・ラベルを付ける)でも、Repository write のトークンはリポジトリの設定とプロジェクトの権限で断られました。同じトークンで読むことはできました。
- ある MCP サーバーが 2026年8月に Bitbucket Data Center 9.x のサーバーで報告しています。読み取りだけのトークンでブランチを作ると、HTTP 401 と
com.atlassian.bitbucket.AuthorisationExceptionが返りました。 - ここでは再現していません(Data Center のサーバーを持っていないため)。上の本文は、報告が引いている部分を Bitbucket のエラーの形で並べたものです。
操作ごとに要る権限
Atlassian のページ HTTP access tokens(英語)から:
- Repository read:プルとクローン(REST API ではプルリクエストを読むこともできます)。
- Repository write:プルリクエストの操作(承認・コメント・作成・却下)とプッシュ。
- Repository admin:それに加えて、リポジトリの設定と権限。
- マージ:表では書き込みと管理の権限のすべてに「(except merge)」とあり、ページには、マージはコミットを作り、コミットを作れるのは有効なメールアドレスのある利用者だけなので、トークンではプルリクエストをマージできない、と書かれています。プロジェクト・リポジトリのトークンには利用者がいないので、必ず断られます。個人のトークンでは、Repository write は 401 で断られ Repository admin ではマージできた、という公開の報告があります(Bitbucket 9.4.11・2026年10月)。
- 個人のトークンは、作る時は自分と同じ権限から始まり、アカウントにできること以上はできません。トークンのリポジトリの権限は、プロジェクトの権限以上にする必要があります。
確かめること
- 同じトークンで読めるか。読むのも断られるなら、トークンが期限切れか取り消されているか、HTTP Basic ならユーザー名が持ち主のものと違います。プロジェクト・リポジトリのトークンは
Authorization: Bearer <トークン>でしか使えません。Atlassian は、ユーザー名と一緒に Basic で送らないように、としています。 - トークンの権限を見る。個人のトークンはアカウントの管理 → HTTP アクセス トークンに、プロジェクト・リポジトリのトークンはプロジェクトかリポジトリの設定のHTTP アクセス トークンに並んでいます。Atlassian によると、その一覧からトークンの権限を変えたり、取り消したりできます。
- 承認・コメント・プルリクエストの作成には Repository write を与えるか、その権限で新しいトークンを作ります。
- マージには、このリポジトリの管理者なら Repository admin の個人のトークンを試し、そうでなければ Bitbucket のプルリクエストの画面でマージします。
- トークンの権限が足りているなら、アカウントにこのリポジトリでのその権限がないか、ブランチの権限が変更を止めています。どちらかはプロジェクトの管理者が見られます。
IntelliJ IDEA で Bitbucket のプルリクエストを
Pull Request Inbox for Bitbucket は、Lesstep が作っている JetBrains IDE(2024.1 以降)のプラグインです。自分のレビューを待っているプルリクエストを IDE のツールウィンドウに並べます。Bitbucket Cloud と、ベータ版として Bitbucket Data Center 8.9 以降に対応し、Data Center には個人の HTTP アクセス トークンで、そのサーバーにだけ送ります。1.0.26 からは、トークンの権限で変更が断られた時に、期限切れとは言わずに承認・コメントには Repository write が要ることを出し、マージが断られた時は Atlassian の文書と報告の内容を案内します。レビューの受け箱・差分・議論は無料、承認・コメント・マージは Pro(月 US$1.50・30日間の無料試用つき)です。画面は日本語です。
Bitbucket と Atlassian は Atlassian の商標、IntelliJ IDEA は JetBrains s.r.o. の商標です。このページは Atlassian・JetBrains のいずれとも提携しておらず、承認も受けていません。
ほかに:Token is invalid, expired, or not supported for this endpoint(Bitbucket Cloud) · pre-receive hook declined · modify a pull request based on out-of-date information · IntelliJ IDEA で使える Bitbucket のプルリクエストのプラグインの比較 · Data Center の「PKIX path building failed」と「SSL certificate problem」 · Data Center の「CAPTCHA required」 · English