Lesstep
Bitbucket Cloud・git と REST API・2026年10月29日に確認

Bitbucket の「You may not have access to this repository or it no longer exists in this workspace.」

「このリポジトリへのアクセス権が無いか、このワークスペースにもう存在しない」という意味です。Bitbucket Cloud は、リポジトリが無いときも、聞いたアカウントから見えないときも、この同じ文で答え、どちらなのかは教えてくれません。git と API トークンなら、まずユーザー名を確かめます。git に要るのは Bitbucket のユーザー名(か x-bitbucket-api-token-auth)で、Atlassian アカウントのメールアドレスを使うのは REST API のほうです。

答えの全体

2026年10月24日に api.bitbucket.org が、資格情報なしで、実在する公開ワークスペースの、無いリポジトリ名に返した答えです。無いワークスペースにも同じ答えでした:

curl https://api.bitbucket.org/2.0/repositories/<ワークスペース>/<リポジトリ>

HTTP 404
{"type": "error", "error": {"message": "You may not have access to this repository or it no longer exists in this workspace. If you think this repository exists and you have access, make sure you are authenticated."}}

git では、2022年〜2026年10月の公開の報告が引いているとおり、同じ文が remote: の行に出て、そのあとに次の3つのどれかが続きます:

remote: You may not have access to this repository or it no longer exists in this workspace. If you think this repository exists and you have access, make sure you are authenticated.
fatal: Authentication failed for 'https://bitbucket.org/<ワークスペース>/<リポジトリ>.git/'

または fatal: repository 'https://bitbucket.org/<ワークスペース>/<リポジトリ>/' not found(たとえば Bitbucket のリポジトリが消された Go のモジュール)、SSH なら fatal: Could not read from remote repository.

10月24日に、ほかに分かったこと:

確かめる順番

  1. git のユーザー名。Atlassian の Using API tokens では、HTTPS の git には Bitbucket のユーザー名(Bitbucket のプロフィールの設定にあり、大文字・小文字を区別)か、決まった名前 x-bitbucket-api-token-auth を使い、パスワードに API トークンを入れます。Atlassian アカウントのメールアドレスは REST API 用です。この文が出た公開の報告では、git のユーザー名にメールアドレスや git を渡していました。クローン済みのリポジトリで変えるには:
    git remote set-url origin https://x-bitbucket-api-token-auth@bitbucket.org/<ワークスペース>/<リポジトリ>.git
    次の git のコマンドがパスワードを聞くので、API トークンを貼ります。資格情報ヘルパーに bitbucket.org の古い登録が残っていると git はそれを送り続けるので、先に消します。
  2. トークンそのもの。Atlassian アカウントのメールアドレスとトークンで、REST API に公開リポジトリのことを聞きます。
    curl -u <メールアドレス>:<API トークン> https://api.bitbucket.org/2.0/repositories/atlassian/atlassian-connect-js
    中身の無い HTTP 401 なら、Bitbucket はメールアドレスとトークンをまったく受け付けていません。10月29日、でたらめなトークンには、公開リポジトリなのにこの答えが返りました。API トークンを作り直します。それ以外の答えなら、トークンは受け付けられていて、原因はほかの項目にあります。
  3. トークンの権限(スコープ)。Atlassian は、クローンに read:repository:bitbucket、push にはさらに write:repository:bitbucket を挙げています。REST API が足りないスコープを答えてくるときは足りない権限の見つけ方へ。
  4. URL のワークスペースとリポジトリ。bitbucket.org/ の後ろの2つです。ワークスペースの部分はワークスペースの ID で、表示名と違うことがあります。迷ったら、リポジトリの Clone ボタンから URL を写し直します。
  5. そのアカウントから見えるか。そのアカウントでサインインしたブラウザでリポジトリの URL を開きます。そこで見えないなら、ワークスペースかリポジトリの管理者に、アカウントへのアクセスを付けてもらいます。
  6. 消された・名前が変わった。消されたリポジトリにも同じ答えです。報告では、何年も前に消された Bitbucket のリポジトリを指す古い Go のモジュールやパッケージの URL がよくあります。

アプリパスワードは2026年7月28日に廃止され、HTTP 410 という別の形で失敗します:git を API トークンに切り替える手順。

IntelliJ IDEA で Bitbucket のプルリクエストを

Pull Request Inbox for Bitbucket は、Lesstep が作っている JetBrains IDE(2024.1 以降)のプラグインです。ワークスペースとリポジトリを git のリモート(HTTPS でも SSH でも)から読み、REST API には Atlassian のメールアドレスと API トークンでサインインするので、git のユーザー名には左右されません。Bitbucket が 404 を返したときは、問い合わせたリポジトリの名前を表示します。公開リポジトリはトークンなしで読めます。レビューの受け箱・差分・議論は無料、承認・コメント・マージは Pro(月 US$1.50・30日間の無料試用つき)です。画面は日本語です。

JetBrains Marketplace で入れる

Bitbucket と Atlassian は Atlassian の商標、IntelliJ IDEA は JetBrains s.r.o. の商標です。このページは Atlassian・JetBrains のいずれとも提携しておらず、承認も受けていません。

ほかに:IntelliJ IDEA で使える Bitbucket のプルリクエストのプラグインの比較 · 「Permission denied (publickey)」 · English