Lesstep
Bitbucket Cloud・Data Center・Git のリモート・2026年11月2日に確認

Bitbucket の Git のリモート URL:Cloud と Data Center

git のリモートに入る Bitbucket のリポジトリの形はいろいろあります。HTTPS か SSH か、Cloud か Data Center か、.git の有る無し、ユーザー名付き、大文字小文字の違い。その多くは git で通ります。どれが通るか、各部分が何を意味するか、ツールがどこで間違えるかを、公開リポジトリにサインインなしの git ls-remote で確かめました。

Bitbucket Cloud:すべての形を試した結果

2026年11月2日、Atlassian のワークスペースにある公開リポジトリで:

無いリポジトリでも、サインインしていない人には「見つからない」と言いません。非公開のリポジトリと同じく、git がユーザー名を求めます(入力を切っていれば fatal: could not read Username for 'https://bitbucket.org')。資格情報を送ると、同じ間違いは 「You may not have access to this repository or it no longer exists in this workspace」 になります。

SSH では、11月2日に REST API が返したクローンのリンクは git@ssh.bitbucket.org:{workspace}/{repository}.git でした。Bitbucket の新しい SSH の住所です。前からの git@bitbucket.org:{workspace}/{repository}.git は、2026年11月12日から一時停止の間は通らなくなり、12月10日に完全に止まります(Bitbucket の SSH は ssh.bitbucket.org へ)。ポート 22 を塞いだネットワークでは、ssh://git@altssh.bitbucket.org:443/{workspace}/{repository}.git がポート 443 を使います。SSH は鍵が要るので、これらの形はサインインなしでは試していません。

Bitbucket Data Center:すべての形を試した結果

同じ日、Bitbucket Data Center 9.4 のサーバーにある公開リポジトリで:

サーバーによって変わる形が2つあります。ベース URL にパスがあるサーバー(https://example.com/bitbucket など)では、どのクローンの URL もそこから始まり、https://example.com/bitbucket/scm/{project}/{repository}.git になります。個人のリポジトリは、プロジェクトの代わりに ~{user} が入り、https://{server}/scm/~{user}/{repository}.git です。

SSH では、サーバーは ssh://git@{server}:7999/{project}/{repository}.git を配ります。7999 は Bitbucket の既定の SSH のポートです。管理者が別のポートにすると、リンクにもそのポートが出ます。

リモートを切り替える

  1. 今のリモートを見ます:git remote -v
  2. 新しい URL をリポジトリの Clone ボタンから写すか、上の結果から書きます。
  3. 設定します:git remote set-url origin {新しい URL}、続けて git fetch。

サーバーの側は何も変わりません。資格情報ヘルパーはサインインを住所ごとに覚えるので、新しい住所での最初の fetch で一度サインインを求められることがあります(Git Credential Manager と Bitbucket)。

ツールが間違えるところ

IntelliJ IDEA で Bitbucket のプルリクエストを

Pull Request Inbox for Bitbucket は、Lesstep が作っている JetBrains IDE(2024.1 以降)のプラグインです。ワークスペースかプロジェクトと、リポジトリを git のリモートから読みます。Cloud では Bitbucket が配る HTTPS と SSH の形を、ssh.bitbucket.org(1.0.53 から)と altssh.bitbucket.org も含めて読みます。Data Center では、どのサーバーでも /scm/ の HTTPS のリモートと、ポート 7999 の SSH のリモートを読みます。別のポートの SSH なら、設定 | ツール | Pull Request Inbox for Bitbucket にサーバーを足してください。名前は大文字小文字を区別せずに照らし合わせます。そのうえで、自分のレビューを待っているプルリクエストを IDE のツールウィンドウに並べます。レビューの受信箱は無料、プルリクエストの作成・承認・マージは Pro(月 US$1.50・30日間の試用つき)です。画面は日本語です。

JetBrains Marketplace で入れる

Bitbucket は Atlassian の商標、IntelliJ IDEA は JetBrains s.r.o. の商標です。このページは Atlassian・JetBrains のいずれとも提携しておらず、承認も受けていません。

ほかに:Bitbucket の SSH は ssh.bitbucket.org へ · Bitbucket のプルリクエストをコマンドラインで · 「You may not have access to this repository」 · English