IntelliJ IDEA・PyCharm ほか JetBrains の IDE で Forgejo Actions と Gitea Actions を見る
JetBrains の IDE には、Forgejo Actions や Gitea Actions の実行を見る機能は見当たりませんでした。IntelliJ IDEA 2026.2 のヘルプには GitHub Actions と GitLab CI/CD のファイルの項目がありますが、項目の一覧に Forgejo・Gitea・Codeberg の名前はありません。GitHub Actions の支援がワークフローのファイルを作れるのも .github/workflows の中だけです。Forgejo との連携の要望(IJPL-197184)は未解決のままで、Forgejo や Gitea の Actions についての要望は見つかりませんでした。実行を追ってジョブのログを読むのは JetBrains Marketplace のプラグインに任されています。ここでは、Codeberg・gitea.com・自分の Forgejo や Gitea のサーバー向けに見つかった選択肢を並べます。
お断り:このうちの1つ(Pipeline Inbox for Forgejo and Gitea)は Lesstep が作っています。ほかは、それぞれの JetBrains Marketplace のページ(説明・変更履歴・版の一覧・米国での値段)をもとに書きました。そこに書かれていないことは、推測せずに「説明に記載なし」と書いています。 Pipeline Inbox for Forgejo and Gitea は、Forgejo プロジェクト・Codeberg e.V.・Gitea プロジェクトとその所有者と提携しておらず、後援・承認も受けていません。Forgejo・Gitea・Codeberg は、それぞれの所有者の名称です。 誤りのご指摘は support@lesstep.com へ(日本語で大丈夫です)。English
どれが合うか
- 実行とそのジョブ・ログを IDE で見たい:見つかったプラグインは Pipeline Inbox for Forgejo and Gitea(当社)だけでした。読むのは無料です。開いているリポジトリ全部の実行、自分が始めた・いまのブランチ・失敗の絞り込み、実行のジョブとそのログ(走っているジョブは書かれるそばから追う)。やり直し・取り消し・ワークフローを手で始めるのは Pro(30日の無料試用のあと有料)です。
- プルリクエストのチェックが通ったかだけ分かればよい:プルリクエストのプラグイン2つが出します。Pull Request Inbox for Forgejo and Gitea(当社・読むのは無料)はプルリクエストのコミットの状態をすべてリンクつきで並べます。Gitea PR & Code Review(無料)は各プルリクエストの状態チェックを出します(Gitea 1.27 以降・IDE 2026.2)。どちらも、リポジトリの実行の一覧やジョブ・ログは出しません。
- 主にワークフローのファイルを書く:IDE の JSON Schema の機能は schemastore.org の一覧を使えます(Settings | Languages & Frameworks | Schemas and DTDs | Remote JSON Schemas)。その一覧の GitHub Workflow のスキーマは、
.github/workflows/*.ymlだけでなく.forgejo/workflows/*.ymlと.gitea/workflows/*.ymlにも当てられていて、GitHub のワークフローのスキーマで補完と検査が効きます。IDE 自身の GitHub Actions の支援は.github/workflows向けと書かれています。 - Codeberg を使っている:Codeberg の説明書には CI が2つ載っています。Codeberg の Woodpecker CI と Forgejo Actions です。Pipeline Inbox(当社)は Forgejo Actions 向けで、Git のリモートから Codeberg を見分けます。Marketplace で「woodpecker」を検索しても、プラグインは出てきませんでした。
- サーバーの版が古い:実行のジョブとログの API は Forgejo 16 と Gitea 1.25 で入りました。Pipeline Inbox(当社)はそれ以降に対応し、古いサーバーでは実行の一覧を出して、ジョブとログの欄にサーバーの版の名前を出し、実行の Web のページへのリンクを置きます。
- IDE が 2024.1〜2026.1:Pipeline Inbox と Pull Request Inbox(当社)は 2024.1 以降に対応しています。Gitea PR & Code Review は 2026.2 向けだけです。
- AI の機能も利用状況の送信も無いと、自分の説明に書いてあるプラグインがよい:Pipeline Inbox for Forgejo and Gitea(Lesstep)。説明には、つなぐ先は Codeberg・設定したサーバー・(トークンなしのとき)gitea.com・code.forgejo.org・Git のリモートのサーバーだけと書いてあります。
主な選択肢
JetBrains の IDE に入っているもの
- IDE
- IntelliJ IDEA 2026.2 のヘルプの索引には GitHub Actions と GitLab CI/CD があり、Forgejo・Gitea・Codeberg の名前はありません。
- 実行
- Forgejo や Gitea の実行・ジョブ・ログの一覧はありません。
- ワークフローのファイル
- GitHub Actions の作成の支援は同梱の GitHub プラグインに入っていて、ヘルプによればワークフローのファイルを作れるのは
.github/workflowsの中だけです。JSON Schema の設定(Remote JSON Schemas)には「Use schemastore.org JSON Schema catalog」があり、その一覧は.forgejo/workflowsと.gitea/workflowsを GitHub Workflow のスキーマに当てています。 - 要望
- 2026年10月28日の JetBrains の課題管理:「Implement Forgejo integration」(IJPL-197184)は未解決です。「forgejo actions」と「gitea actions」で探しても、Actions の実行についての要望はありませんでした。
- 値段
- IDE に含まれます。
Gitea PR & Code Review
- IDE
- 2026.2 向けの版だけ(1.1.1・2026年10月13日・262.0 から 262.* まで)。
- サーバー
- Gitea 1.27 以降。説明には、Forgejo・Gogs などの互換のサービスには対応しないとあります。
- 実行
- プルリクエストの詳細に、各プルリクエストの状態チェック。リポジトリの実行の一覧・ジョブ・ログは説明に記載なし。
- ほか
- 主にプルリクエストのレビュー(会話・差分でのレビュー・承認・マージ)。Gitea プロジェクトが出したものではありません。
- 値段
- 無料(Marketplace の表示は MIT ライセンス)。
Pull Request Inbox for Forgejo and Gitea(Lesstep)
- IDE
- 2024.1 以降。
- サーバー
- Codeberg と、自分の Forgejo や Gitea のサーバー。gitea.com と code.forgejo.org はトークンなしで読みます。
- 実行
- マージのチェックの中に、プルリクエストのコミットの状態をすべてリンクつきで。リポジトリの実行の一覧・ジョブ・ログは出しません。
- ほか
- 主に、自分のレビューを待つプルリクエストの受信箱(差分と会話つき)。AI の機能なし・利用状況の送信なし。
- 値段
- 読むのは無料。レビュー・コメント・マージは、個人 月 $1.50 か年 $15、組織 月 $3 か年 $30、30日の無料試用。
Pipeline Inbox for Forgejo and Gitea(Lesstep)
- IDE
- 2024.1 以降:IntelliJ IDEA・PyCharm・WebStorm・Rider・GoLand・PhpStorm・CLion・RubyMine ほか Git を扱う JetBrains の IDE と、Android Studio Koala(2024.1.1)以降。
- サーバー
- Forgejo 16 以降(Codeberg・code.forgejo.org)と Gitea 1.25 以降(gitea.com)。いくつものサーバーを同時に扱え、トークンはサーバーごとに IDE のパスワードの保管庫へ。Forgejo の公開リポジトリはトークンなしで読めます。Gitea はそれでもトークンを求めます。IDE のプロキシの設定と信頼する証明書を使います。
- 実行
- 開いているリポジトリ全部(か、その持ち主の最近更新されたリポジトリ)の実行を1つの一覧に。自分が始めた・いまのブランチ(開いているプルリクエストの分も)・失敗の絞り込み。各実行にワークフロー・ブランチかプルリクエスト・始めた人ときっかけ・かかった時間。承認待ちの実行には印。実行のジョブとそのログは下のコンソールに出し、検索でき、走っているジョブは書かれるそばから追います。自分が始めた実行が終わると通知(失敗したジョブのログへのリンクつき)、いまのブランチの最新の実行は状態バーに。
- ほか
- 全ジョブ・失敗したジョブだけ(Gitea)・1つのジョブのやり直し、実行の取り消し、入力つきでワークフローを始める。サーバーの版でできないボタンは出しません(やり直しは Forgejo 17 か Gitea 1.26、取り消しは Forgejo 16 か Gitea 28 から)。AI の機能なし・利用状況の送信なし。英語と日本語。
- 値段
- 読むのは無料(実行・ジョブ・ログ・通知・状態バー)。やり直し・取り消し・ワークフローを始めるのは、個人 月 $1.50 か年 $15、組織 月 $3 か年 $30、30日の無料試用。
小さな物や用途の狭い物もあります。Gitea & Forgejo Pull Requests・Forgejo という名前のプラグイン・Gitea という名前のプラグインの説明には、実行・チェック・状態の話はありません。これらはForgejo と Gitea のプルリクエストの比較で比べています。 GitHub Actions のプラグイン(GitHub.com と GitHub Enterprise Server 向けの GitHub Actions Manager など)は、説明に Forgejo や Gitea の名前がありません。Forgejo や Gitea に触れているリポジトリの切り替えの道具や、自分のコードの置き場として Codeberg の名前を出しているだけのプラグインは外しました。このページは、IDE で Forgejo Actions と Gitea Actions を扱う道具に絞っています。
値段は、2026年10月28日に Marketplace が出していた米国での1年目の値段です。ほかの国や2年目以降は違うことがあります。日付は同じページから(UTC)。
出典
- JetBrains:IntelliJ IDEA 2026.2 のヘルプの索引とその項目 GitHub Actions(2026年10月28日に読んだ)、同じ日に「forgejo」「gitea」「codeberg」「forgejo actions」「gitea actions」で探した課題管理
- schemastore.org の一覧(
https://www.schemastore.org/api/json/catalog.json)の GitHub Workflow の項(2026年10月28日) - Codeberg:Working with Codeberg's CI(Woodpecker CI と Forgejo Actions)
- プラグイン:上でリンクした JetBrains Marketplace のページ(2026年10月28日の説明・変更履歴・版と対応の一覧・値段)、Lesstep のものはそれぞれのページ
- 一覧の作り方:2026年10月28日に Marketplace で19語を検索(「forgejo actions」「gitea actions」「forgejo」「gitea」「codeberg」「forgejo ci」「gitea ci」「forgejo runner」「act runner」「forgejo pipeline」「gitea workflow」「woodpecker」「ci status」「build monitor」「workflow runs」など。IDE 2025.3 と 2026.2 として・上から40件)。Forgejo・Gitea・Codeberg とその Actions の検索の結果はすべて読み、広い語の結果は名前か要約にそれらが出てくる物を読みました。この検索に出てこないプラグインがあるかもしれません。
エラーの説明
- 「No matching online runner with label」
- ワークフローを手で始められない
- Gitea の Actions の API の「token is required」
- ジョブのログの期限切れ