IntelliJ IDEA・PyCharm ほか JetBrains の IDE で GitHub のプルリクを扱う
JetBrains の IDE には GitHub のプラグインが標準で入っていて、プルリクについては無料でかなりのことができます。絞り込みつきの Pull Requests のツールウィンドウ(その中に「Review requests」の絞り込みもあります)、差分の中でのレビューと承認・変更依頼、提案された変更の手元への適用、既読の印、マージ・スカッシュ・リベース、プルリクの作成です。ただし見せるのは一度に1つのリポジトリで、GitHub のリポジトリが複数あるプロジェクトでは「Change Repository or Account」で切り替えます。複数のリポジトリのプルリクを1つの一覧に出す要望(IJPL-72813)は Shelved(棚上げ)で、GitHub の通知(IJPL-74105)と自動マージ(IJPL-74187)の要望は未対応のままです。 GitHub のプルリクを扱う JetBrains Marketplace のプラグインとして見つかったのは次のものです。
お断り:このうちの1つ(Pull Request Inbox for GitHub)は Lesstep が作っています。ほかは、それぞれの JetBrains Marketplace のページ(説明・変更履歴・版の一覧・米国での値段)をもとに書きました。そこに書かれていないことは、推測せずに「説明に書かれていない」とします。 GitHub は GitHub, Inc. の商標です。Pull Request Inbox for GitHub は GitHub, Inc. と提携しておらず、後援・推奨も受けていません。 誤りのご指摘は support@lesstep.com へ(日本語で大丈夫です)。English
どれが合うか
- 一度に1つのリポジトリをレビューできればよく、無料がよい:IDE に入っている GitHub のプラグインで、レビュー・承認・マージまでできます。Pull Request Inbox(こちらのもの)も読むのは無料です。
- 複数のリポジトリのプルリクを1つの一覧で見たい:GitHub PRs Monitor は、開いているプロジェクトと最近閉じたプロジェクトのリポジトリを定期的に確かめます。Pull Request Viewer は設定したリポジトリを一覧にします。PR-FlowTracker には、有効にしたリポジトリをまたぐマルチリポジトリのモードがあります。Pull Request Inbox(こちらのもの)は、プロジェクトで開いている GitHub のリポジトリ・その持ち主(ユーザーか組織)・GitHub 全体から一覧にします。
- レビューを頼まれたら知らせてほしい:GitHub PRs Monitor は通知とリマインダーが中心です(新しいコメントと編集されたコメント、レビューの依頼、承認、@メンション、まだレビュー待ちのプルリクのリマインダー)。GitHub Notifications(無料)は GitHub の未読の通知を一覧にし、GitHub CLI が要ります。Pull Request Inbox(こちらのもの)は、新しいレビューの依頼が届いたときに知らせます。
- IDE が 2024.1〜2024.3:PR-FlowTracker(2023.2 以降)と Pull Request Inbox(こちらのもの・2024.1 以降)が対応し、Pull Request Viewer は 2024.3 から。GitHub PRs Monitor と Git Desk は 2025.1 以降向けです。
- Bitbucket・GitLab・Azure DevOps のプルリクもレビューしていて、1つのプラグインにまとめたい:Pull Request Viewer は GitHub・Bitbucket Cloud・Azure DevOps Services を、Git Desk は GitHub と GitLab を扱います。
- IDE から自動マージを有効にしたい:標準のプラグインにはその操作がなく(IJPL-74187 は未対応)、ここに挙げたほかのプラグインも触れていません。Pull Request Inbox(こちらのもの)は有料の操作の1つとして持っています。
- 主にレビューをしていて、読むのは無料のままがよく、AI 機能も計測も要らない:Pull Request Inbox for GitHub(Lesstep のもの)。
主な選択肢
JetBrains の IDE に標準で入っている機能
- IDE
- IntelliJ IDEA 2024.1 と 2025.3、2026.3 の早期アクセス版、Rider 2026.2 に入っている GitHub のプラグインと、IntelliJ IDEA 2026.2 のヘルプを確かめました。
- GitHub
- GitHub と GitHub Enterprise のアカウント。IDE からログインします。github.com は Log In via GitHub かトークンで、GitHub Enterprise はトークンで(GitHub がトークンを断ったときに出る文)。
- プルリク
- プロジェクトの1つのリポジトリのプルリクを一度に(「Change Repository or Account」で切り替え)。状態・作成者・ラベル・担当者・レビューの状態で絞り込め、自分のプルリク・自分が担当のもの・レビューの依頼(「Awaiting review from you」)のすぐ使える絞り込みもあります。差分の中で単発のコメントか保留中のレビューを書き、承認・変更依頼・コメント。提案された変更の手元への適用。既読の印。マージの条件(必須のチェック・コンフリクト・未解決の会話・必要な承認)。マージ・スカッシュしてマージ・リベース。クローズ・再オープン・レビュアーの依頼。ブランチのチェックアウト(2026.3 の早期アクセス版は Git のワークツリーで開くこともできます)。プルリクの作成(下書きも)。
- 含まれないもの
- リポジトリをまたいだ一覧、レビューを頼まれたときの通知、自動マージ:プラグインのファイルにそういう操作や文言は見つかりませんでした。要望は上にリンクしています。
- 値段
- IDE の一部。別の値段はありません。
GitHub PRs Monitor
- IDE
- どの IDE かは説明に書かれていません。標準の GitHub と Git のプラグインが要ります。2025.1 以降向けで、Marketplace は 2024.1〜2024.3 向けの版を出していません。
- GitHub
- IDE に設定した GitHub のアカウント。GitHub Enterprise は説明に書かれていません。
- プルリク
- 開いているプロジェクトと最近閉じたプロジェクトのリポジトリの、開いているプルリクを定期的に確かめ(コメント・レビュー・レビューの依頼・承認の変化)、ツールウィンドウに一覧にします。プルリクの作成者での絞り込みつき。新しいコメントと編集されたコメント、レビューの依頼、承認か変更依頼、@メンションのデスクトップ通知。未読のコメントと、まだ自分のレビューを待っているプルリクのリマインダー(後回しにできます)。プラグインから返信・承認・マージができるかは説明に書かれていません。
- 値段
- フリーミアム:プロジェクトごとの設定と、閉じたプロジェクトの確かめる間隔の変更が有料。個人 月 $1・年 $10、組織 1人 月 $5・年 $50、試用7日。
Pull Request Viewer for Bitbucket, GitHub & Azure DevOps
- IDE
- 説明では IntelliJ IDEA。2024.3 以降向け。
- GitHub
- 説明に GitHub とあります。GitHub Enterprise は書かれていません。
- プルリク
- 設定したリポジトリをまたぐ待ち行列。All Open・Needs My Review・My PRs の絞り込みと検索つき。IDE の差分(プルリク全体か、コミットごと)。行へのコメントとスレッド。ファイルにレビュー済みの印を付け、自分のレビューの後の変更を見つけます。レビューの判断。変更履歴によれば、2026.4.0(2026年10月)で、レビューの依頼を定期的に確かめる機能をやめました。
- ほかに
- 同じプラグインで Bitbucket Cloud と Azure DevOps Services。GitHub Actions の実行・ジョブ・ログで CI の失敗を調べる画面。
- 値段
- 有料:個人 年 $15、組織 1人 年 $30、試用30日。
PR-FlowTracker
- IDE
- 説明では「お使いの JetBrains の IDE」。macOS と Linux を勧め、Windows でも動くと書いています。2023.2〜2026.2 向け。
- GitHub
- 説明に GitHub とあります。GitHub Enterprise は書かれていません。
- プルリク
- 開いているプルリクを、その変更・レビューの依頼・コンフリクトと一緒に。2025年5月と6月の変更履歴で、有効にしたリポジトリをまたぐマルチリポジトリのモード、すぐ使える絞り込み、リポジトリをまたいだレポート、Pull Request Actions のタブ(レビューの送信=コメント・承認・変更依頼、選んだ方法でのマージ、ラベルと担当者の設定)が加わりました。通知は書かれていません。
- 値段
- 有料:月 $1・年 $10(個人も組織も同じ)、2年目と3年目は安くなります。試用30日。
Pull Request Inbox for GitHub(Lesstep)
- IDE
- 2024.1 以降:IntelliJ IDEA・PyCharm・WebStorm・Rider ほか、Git が使える JetBrains の IDE。標準の GitHub のプラグインには頼りません。
- GitHub
- github.com・GitHub Enterprise Server・GHE.com。それぞれの個人アクセストークンを IDE のパスワード保管庫に入れます。github.com の公開リポジトリはトークンなしで読めます。IDE のプロキシの設定と信頼済みの証明書を使います。
- プルリク
- 自分のレビューを待っているもの・自分がレビューしたもの・自分が出したものを1つの一覧に。プロジェクトで開いているすべての GitHub のリポジトリ(各行にリポジトリの名前)・その持ち主(ユーザーか組織)・GitHub 全体から集め、各行に前回見たあとの新しいことを示します。新しいレビューの依頼が届いたときの通知。変更したファイル全部を GitHub から取って1つの差分画面に。そのファイルへの後の push で消える既読の印。差分の中の行の会話(未解決を上に・解決済みは畳む)。言葉で示すマージの条件。チェックとコミットのステータス。ブランチのチェックアウト(フォークからも)。
- ほかに
- AI 機能なし・計測なし。ページには、設定した GitHub のホストとだけ通信すると書いています。画面は英語と日本語。
- 値段
- 読むのは無料:受信箱・差分・既読の印・会話・マージの条件・チェックとステータス・ブランチのチェックアウト。承認・変更依頼・コメント・返信・解決・マージと自動マージ・ブランチの更新・準備完了と下書きの切り替え・クローズ・プルリクの作成は、個人 月 US$1.50・年 US$15、組織 1人 月 US$3・年 US$30、試用30日。
小さいもの、範囲の狭いものもあります。Git Desk(有料・買い切り $19・試用14日・ベータ版・IDE 2025.1 以降)は、設定したリポジトリをまたいで GitHub のプルリクと GitLab の MR を一覧にし、リポジトリで絞り込めます。アクセストークンが要り、コンフリクトを解くマージの画面・リポジトリの一覧・ワークツリーもあります。 OrbiTrack(無料)の説明は1行で、組織とリポジトリをまたいだ GitHub の issue とプルリクを IDE の1つの画面で、というものです。版は IDE 2025.1〜2026.1 向けで、Marketplace は 2026.2 向けを出していません。 Github Tools(無料)は、組織のリポジトリとそのプルリク・リリースなどを追います。最後の版は2021年4月です。 PR-FreeTracker(無料・IDE 2023.2〜2025.2)は PR-FlowTracker の軽い版で、レポートとすぐ使える絞り込みがあります。 GitHub Notifications(無料・IDE 2024.3 以降)は、GitHub の未読の通知(新しい50件)を絞り込みつきで一覧にします。GitHub CLI が要ります。 IDE で GitHub のプルリクを扱う無料のプラグインはほかにも:PR Insights(2025.2 以降・見ているプルリクの通知を選べる)、PR Pilot(2025.2 以降・Bitbucket Cloud も・AI の要約)、Smart PR Review(2025.1 以降・Azure DevOps も)、Review Lens(2026.1 以降・開いているウィンドウでプルリクをチェックアウト・GitHub CLI が要る)、Anchor - Remote VCS(ベータ版・2025.3 以降・issue・プルリク・ブランチ)、Bidaide(2026.1 以降・GitHub CLI を通して・Android の端末の道具つき)。Upstack(無料・2026.2 以降)は、GitHub CLI を通して積み重ねたプルリク(stacked pull requests)を扱う画面です。
値段は、2026年10月23日に Marketplace に載っていた米国での1年目の値段です。ほかの国や2年目以降は違うことがあります。日付も同じページから取りました(UTC)。
標準のプラグインが出す自分の文(ソースで確認)
IDE に入っている GitHub のプラグインは、マージのチェックでも、GitHub に断られたときやつながらないときも、GitHub の文ではなく自分の文を出します。IntelliJ IDEA の GitHub のプラグインのソース(2026年10月30日)でそれを読み、それぞれの裏にある GitHub 側の事情を書いたページと並べました:
- 「You are not authorized to merge request into this branch」(このブランチへのマージを許されていない):マージ先にブランチ保護のルールがあり、あなたがそのブランチに push できないとき。ブランチのロックや Restrict who can push がそうです。ルールセットの Restrict updates などはこの行では読みません(GitHub:ブランチのロックや更新の制限がマージを止める)。
- 「Branch has conflicts that must be resolved」(ブランチに解消の要る衝突がある)と、手元のリポジトリで rebase か merge をする Resolve。GitHub がまだ計算している間は「Checking branch for conflicts」(衝突を確かめている)になります(GitHub:プルリクがマージ先と衝突している)。
- 「All required checks have passed」から「Checks failed」までのチェックの行:必須のチェックが neutral か skipped で終わると、GitHub はどちらも通ったと数えるのに、動いている物が無くなるとこの行は「Checks failed」になります。最後のコミットにまだ報告の無い必須のチェックは数えないので、GitHub が待っている間も「passed」と出ることがあります(GitHub:必須のチェックが「Expected — Waiting for status to be reported」のまま)。
- ログインのときは「Incorrect credentials.」と「Request response: Bad credentials.」、Pull Requests のツールウィンドウでは「User authorization failed」と Log in again…(GitHub の 401「Bad credentials」)。
- 権限が足りない 403 やシングルサインオンの 403 も「User authorization failed」になり、GitHub の文は出ません(「Resource not accessible by personal access token」・「Resource protected by organization SAML enforcement」)。
- レート制限は GitHub の文が出ますが、二次的な上限の 403 は「User authorization failed」になります(GitHub の「API rate limit exceeded」)。
- GitHub がリポジトリを見つけられないときは「Can't get repository」と、OAuth アプリのアクセス制限の一言(GitHub の 404「Not Found」)。
- ログインのときの「Server is unreachable」か「Invalid authentication data.」と、入れた住所の後ろに足す
/api/v3(GitHub Enterprise Server につながらない)。 - GraphQL の API でプルリクを作る前に確かめる「No changes between」か「Pull request already exists」。追跡先が作り先のブランチそのものの手元のブランチは「No changes」になります(GitHub:プルリクが作れなかった理由)。
- Checkout Branch は元のブランチを名前で(フォークからのプルリクはフォークから)取ってくるので、消されたブランチは「Fetch failed」。GitHub が元のリポジトリを返さないと何も出ません(GitHub:プルリクを手元にチェックアウトできない)。
- GitHub が 405 や 409 でマージを断っても画面には何も出ず、IDE のログに1行残るだけ。Merge… は GitHub のマージの状態が
CLEAN・HAS_HOOKS・UNSTABLEのときしか押せません(GitHub の「Pull Request is not mergeable」)。 - 自分のプルリクには Approve が出ず、Request Changes と Comment は何か書くまで押せず、断られると「Failed to submit review」と GitHub の文(GitHub:レビューが断られた)。
- マージの方法はリポジトリの3つの設定だけで決まり(つないだ時に1回読む)、ブランチの直線の履歴やルールセットは見ません(GitHub:マージの方法が断られた理由)。
- マージの後、消す案内が出せないときは、ブランチが残っていてもタイムラインに「ブランチ名 has been deleted.」と出て、Restore… はブラウザを開くだけ(GitHub:マージの後にブランチが消えない)。
- 下書きには Post Pull Request しか出ず、下書きへ戻す操作は無く、Post・Close・Reopen は作者か Triage 以上なら押せる(GitHub:下書き・レビュー準備完了・閉じるが断られた理由)。
- レビュアーの候補には組織のチーム全部と、書き込みの権限が無ければリポジトリの貢献者が並ぶので、GitHub が断る相手も選べ、外す分は足す分より先に送られる(GitHub:レビューの依頼が断られる)。
- ラベルも担当者も一覧ごと送り(ラベルは
PUT・担当者はPATCH)、GitHub はその一覧どおりに付け直す(GitHub:プルリクにラベルや担当者が付かない)。 - Resolve と Unresolve は GitHub が
viewerCanResolveかviewerCanUnresolveを真と返す間だけ使え、断られるとログに残るだけ(GitHub:会話が解決できなかった理由)。 - 返信は GitHub が
viewerCanReplyを真と返す間だけ書け、スレッドの最初のコメントへの返信として送り、断られても書いた文は残る(GitHub:コメント・返信が投稿されなかった理由)。 - 行へのコメントは差分の塊の行にだけ書け、REST でなく GraphQL(
addPullRequestReviewか、保留中のレビューへのaddPullRequestReviewThread)で送る(GitHub:行へのコメントが断られた理由)。 - 変更の提案は GitHub でなく手元で当て、Apply Locally はファイルを変え、Commit… は手元のコミットを作るだけ(push は自分で)。別のブランチや、解決済み・古くなったスレッドでは押せない(GitHub:変更の提案(suggestion)が適用できない理由)。
- Viewed の印は GitHub の
viewerViewedStateそのものでVIEWEDだけを既読と数えるので、push の後に GitHub が外したファイル(DISMISSED)は IDE でも未読になる(GitHub:プルリクのファイルの Viewed が外れた)。 - OUTDATED の札は GitHub の
isOutdatedのとおりで、差分では古いスレッドを元の行からプルリクのコミットをたどって置く(GitHub:行のコメントが outdated になる・差分に無い理由)。 - Close と Reopen は、つないだ時の権限で作者か Triage 以上なら押せ、REST の
PATCHにstateを付けて送り、断られてもログに残るだけ(GitHub:プルリクを閉じられない・開き直せない)。 - 変更の依頼はレビュアーごとに「is waiting for updates」と出るが、承認が足りればプルリクは承認済みと数え、IDE に取り消し(Dismiss)は無い(GitHub:変更を依頼された・レビューを取り消す)。
- プルリクの一覧は1つのリポジトリの GitHub の検索で1回に50件、最初は前回の絞り込みか Assigned to you なので、ほかの物は絞り込みを変えるまで出ない(GitHub:プルリクの一覧が足りない理由)。
- 変更はファイルの一覧とコミットごとのファイルから読み、プルリクを差分として頼まないので 406
too_largeは IDE からは出ない(一覧の 3,000 ファイルの上限はかかる)(GitHub:プルリクの差分が 406 になる・ファイルが欠ける)。 - 一覧の Review requests は1つのリポジトリでの
is:open review-requested:@meなのでチームへの依頼も入り、user-review-requestedの絞り込みは無いが検索欄に打てる(GitHub:レビューの依頼が出ない理由)。 - チェックは最後のコミットへの GraphQL の1回の問い合わせで、コミットのステータスとチェックランを一緒に読み、チェックスイートは100件・それぞれのチェックランは100件まで(GitHub:チェックが出ない理由)。
- Rebase は GitHub の
canBeRebasedが真で、rebase のマージが許され、アカウントが Write 以上なら押せ、Merge… と Squash and Merge… が要るマージの状態は見ない(GitHub:Rebase and merge が使えない)。 - IDE に自動マージは無く、Merge… と Squash and Merge… は今すぐマージできるとき(blocked か behind の間は Admin だけ)しか押せない(GitHub:自動マージが断られた理由)。
- IDE に Update branch は無く、ブランチが遅れていると出る行も無い。Resolve は衝突のときだけ出る(GitHub:プルリクに Update branch のボタンが出ない)。
- IDE はコメントが隠されているかを読まず、隠すことも戻すこともできない(コメントは書く・直す・消す・リアクションだけ)(GitHub:プルリクのコメントが隠された)。
- 新しいプルリクの説明は GraphQL の
pullRequestTemplatesの中身のある最初のテンプレートで始まり、つないでいる間に1回だけ読み、テンプレートは選べない(GitHub:プルリクのテンプレートが出ない)。 - 新しいプルリクの向き先は clone のリモート追跡ブランチから選び、プッシュするかも GitHub に聞かずに clone で決める(GitHub:ブランチが見つからなかった理由)。
- 変わったファイルは GitHub の REST の一覧を最後のページまで読み、差分は fetch したコミットからファイル全体を読んで比べる(GitHub:プルリクでファイルの差分が出ない)。
- プルリクの画像や SVG は左右それぞれ型ごとのエディタで開き、Markdown などの文字のファイルは文字で比べる(GitHub:プルリクで画像や文書の差分が見た目で出ない)。
- 改行だけが変わったファイルは、IDE の diff では変わった行が無く、Contents have differences only in line separators と出る(GitHub:プルリクでファイルの全行が変わったと出る)。
- IDE はコミットごとに作者を1人だけ読み、GitHub の
authorsの一覧は読まないので、Co-authored-by の行はメッセージの文のまま(GitHub:共同作者がコミットに数えられない)。 - IDE はコードオーナーのルールも、どのレビュアーがコードオーナーかも読まず、GitHub の
reviewDecisionだけを読む(GitHub:プルリクがコードオーナーのレビューを待っている)。 - IDE はチームへのレビュー依頼をチームの slug で送り、メンバーは GitHub に任せ、依頼は GitHub にある今の形で読み直す(GitHub:チームに頼んだレビューがメンバーに置き換わった)。
- IDE は Required reviewers のルールを読まず、承認を1つの数と比べて数え、どのチームからの承認かは見ない(GitHub:マージがチームの承認を待っている)。
- IDE は最後の push の承認のルールも、どのコミットへのレビューかも読まないので、前の承認も GitHub が取り消していなければ承認のまま(GitHub:最後の push に、ほかの人の承認が要る)。
- IDE はレビューのスレッドを読み、GitHub を通して解決もできるが、ブランチが会話の解決を求めているかは読まない(GitHub:マージが会話の解決を待っている)。
- IDE はマージ先のブランチの
requiresSignaturesは取るが、コミットが署名済みか・検証済みかは読まない(GitHub:署名の無いコミットがマージを止めている)。 - IDE は最初の設定では fetch の後に GitHub のブランチ保護の規則(パターンだけ)を読み、当たるブランチへの強制 push を使えなくするが、ルールセットは読まない(GitHub:強制 push が止められる)。
- リモートに断られたブランチについて、IDE の push の通知はブランチの名前だけを言い、GitHub の理由は言わない。Create pull request は既定のブランチ以外の push が成功した時だけ付く(GitHub:「GH006: Protected branch update failed」と「GH013: Repository rule violations found」)。
ほかの比較
- JetBrains の IDE で Azure DevOps のプルリクを扱う
- JetBrains の IDE で Bitbucket のプルリクを扱う
- JetBrains の IDE で GitLab のマージリクエストを扱う
- JetBrains の IDE で Forgejo・Gitea のプルリクを扱う
- JetBrains の IDE で GitLab のパイプラインを扱う
- JetBrains の IDE で Jenkins のビルドを見る
- JetBrains の IDE で GitHub Actions の実行を見る
出典
- IntelliJ IDEA 2024.1.7 と 2025.3、2026.3 の早期アクセス版(263.7031.23)、Rider 2026.2.3.1 に入っている GitHub のプラグイン(IntelliJ Platform Gradle Plugin で取得):その英語のメッセージのファイル(2026年10月22日に読んだ)。IntelliJ IDEA 2026.2 のヘルプの Review incoming GitHub pull requests と Create and merge GitHub pull requests
- JetBrains の課題管理:上にリンクした課題(状態は2026年10月23日時点)
- プラグイン:上にリンクした JetBrains Marketplace のページ(説明・変更履歴・版と対応の一覧・値段と試用の長さは2026年10月23日時点)、Pull Request Inbox for GitHub はそのページ
- 一覧の作り方:2026年10月23日に Marketplace で21の語を、IDE の版の絞り込みなしと、ありで(2024.1・2024.3・2025.2・2026.2。広い語は絞り込みなしと 2026.2 だけ・最初の100件)検索しました。その中には「github pull request」「github pr」「github review」「github code review」「review requests」「pr review」「pull request review」「pull request inbox」「github enterprise」「github notifications」「pull request」「code review」「reviewer」「github」があります。名前・要約・説明が GitHub とプルリク・PR・コードレビューの両方に触れているものはすべて見て、プルリクを扱うものは読みました。この検索に出てこないプラグインがあるかもしれません。
- このページは英語のページの日本語訳です(2026年10月23日)。